清原の遅れているところは、スイングのスピードだ。いまのスイングでは速い球についていけない。内角球に苦しむ、となると一流の打者の資格がないことになる。救いは、清原の体がまだ少年のそれであることだ。スイングのスピードは、下半身の強化と、ムダな力を抜くことで改善できる。スピードの根源は、下半身からの瞬発力にある。三、四年たったあとの清原が楽しみだ。
この一年目、清原はそこそこに打つだろう。合格点である打率二割五分にはたぶん達すると思う。いまのパ・リーグにはほんとうに速いピッチャーはいない。清原のいまのスピードでも、とりあえずついていける。これは強運のひとつともいえようが、将来の大成を考えれば、危険な落とし穴と紙一重でもある
週刊朝日『プロ野球・野村克也の目』(1986年4月4日号)
清原和博(525本塁打 2000本安打達成)が努力不足言われる理由
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98それでも動く名無し
2023/02/28(火) 22:21:36.11ID:F1GjAWLk0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています