>>752
 だが、衛生面などの安全面から、自然界の昆虫を捕らえて摂取する昆虫食と人為的にコントロールされている養殖の昆虫を食べることは違う。
また、他国から輸入された昆虫についても、まだ国際的な規範がないため、安全性は担保されていないのが現状だ。
さらに、内部寄生虫やアレルギー反応などについても、コオロギを含む昆虫は未知の部分が多い食品となっている。

 昆虫は、食品衛生とのネガティブなつながりも強い。加工食品に昆虫が混入するような事故の事例から、多くの人が昆虫と聞くと、不衛生を連想したり感染症や食中毒を引き起こす病原性の微生物が付着しているのではないかと印象を受けたりする。

 この記事ではコオロギ食の安全性やアレルギーなどについては述べないが、他の昆虫(バッタ類など)に比べてコオロギには有害な微生物や熱処理に強い細菌(芽胞形成菌)が多く、養殖条件によってカドミウムなどの重金属が蓄積しやすい、といった危険性があることを指摘しておく。


こんなん食べて本当に大丈夫なんか…?