日本プロ麻雀連盟 タイトル戦「チョンボ」謝罪 別の出場者指摘で発覚 「プロとして言い訳はできない」


 日本プロ麻雀連盟は1日までに公式ツイッターを更新。26日に行われた女性プロによる
タイトル戦「桜蕾戦」で起きた反則について謝罪した。

 「桜蕾戦」は次世代スターの発掘を目的に、2021年に設立された世代限定のタイトル戦。
出場していたプロ雀士の香野蘭が自身のツイッターで「今日の桜蕾戦 789副露の
人ツモ発声したが役なし 役ないですよ ツモがあります!鳴いてるので鳴いても
ツモは役ですよね?と言われて凄い気持ちになった。ミスではなく根本から知らないのは
正直プロの試合出てはいけないと思う」と指摘して発覚。ファンの間では反則した
選手へ疑問の声が広がっていた。

 連盟は香野の投稿について「香野蘭プロが指摘した通りのチョンボが発生しました。
また、アガリ役に対する認識に間違いがあると取れるような発言を、立会人も聞いております。
しかしながら、そのことをTwitterで発言してしまったことについては、香野プロ本人もいたく
反省しており“立会人や理事会に要望として出さずに、SNSでつぶやいてしまい、騒ぎを
大きくしてしまったことについて、誠に申し訳なく思っております。今後はこのようなことがないよう、
注意してまいります”と言っております」と説明。

 さらに、反則した選手について「当然ですが、プロテストを受けて筆記試験でも高得点を
とった選手です。しかし、実際に間違えて役のないアガリ宣言をしてしまいました。当人は
“極度の緊張から、完全に勘違いをしてしまい、対局相手の皆様や運営の方々にご迷惑を
おかけしましたことをお詫び申し上げます。普段できていることが試合でできなかった場合、
プロの選手として言い訳はできないと思います。今後はさらに精進を重ね、プロ選手として
成長できるよう訓練をしてまいります。大変申し訳ありませんでした”と反省しております。
ファンの皆様にはお見苦しいところをお見せしてしまい、誠に申し訳ございませんでした」とした。

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/03/01/kiji/20230301s00041000236000c.html