霊言の終盤になり、大川総裁から麻原に“無間地獄行”が告げられる。
曰く「井戸の底みたいな孤独な場所で、誰とも接さずに何百年をも過ごす」という。

大川総裁:まだ信じている後継団体、可哀想だと思わないか。

麻原の霊言:……。

大川総裁:あなたの言葉には愛のひとかけらも、同情のひとかけらもなかったね。

麻原の霊言:報復合戦はしなくてもいいとだけ、残しておこう。

 ハイ、ハイ、ハイ、出なさい――と言って、霊言は終わる。大川総裁の感想は以下の通り。

「歳とった分だけ、昔ほどの覇気はなくなっていたかな……」
 長きにわたった新興宗教の対決は、これで決着がついた――のだろうか。

週刊新潮WEB取材班
2018年7月9日掲載


これすこ
あの熱い時代をともに駆けて駆けて駆け抜けた強敵(とも)だったんやなって…