ツインズの前田健太投手(34)が2日(日本時間3日)トロピカナフィールドでのレイズ戦に先発。2回を投げ、2安打1四球無失点、2奪三振の好投だった。2回は2本の右前打で無死1・3塁のピンチを招いたが、7番チャーリー・カルバーソンを内角チェンジアップで空振り三振、8番ダニエル・ロバートソンをスライダーで遊ゴロ併殺打に討ち取っている。実はその試合、バッテリーを組んだトニー・ウォルターズ捕手のピッチコム(サイン伝達のための電子機器)のイヤホンの音量が大きく、球種が全てレイズの打者に聞こえていた。球審も聞こえていたため、2回が終わった時に球審がロッコ・バルデリ監督に伝え、ツインズは急いで音量を調整している。前田も降板後にバルデリ監督から「良いピッチングだったね。ところで一つ伝えておくことがある。打者は何が来るか球種を全てわかっていた」と伝えられ、苦笑いしていたという。この日はドームの試合のため、通常よりも音量をかなり大きく設定していた。
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