岩田康騎手とは前走で初コンビ。惜敗に終わったが、メンバー最速の上がり3ハロン33秒1を繰り出した内容に、JRA重賞100勝を誇る名手はほれ込んだ。「乗り難しくないし、ケチをつけるところがない馬。どんなレースもできるし、距離が延びても問題ない。ここを勝って、無事にダービーに行ければ」。3月に48歳となる“年男”。今年はこの馬で勝負をかけるつもりだ。
「これだけの期待馬に乗せてもらえる以上、こっちは結果を求めないといけない。勝たなアカン! 見とけよ!」
 最後は気合十分に締めくくった岩田康騎手。一昨年のセレクトセール当歳で2億7000万円(税抜き)の値が付いた超良血馬にとって、ここが試金石の一戦になる。 (三浦凪沙)