かくれキリシタン、長崎・黒崎地区に今も約20世帯約40人…唯一の指導者「貧しくても信仰続けられた」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20221128-OYT1T50076/
 明治政府が禁教を解いた後もカトリックに復帰せず、先祖らが築いた信仰形態を継承する「かくれキリシタン」。2018年に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されたことで注目を集めるが、高齢化や後継者不足で信者は減っている。
長崎市北西部の黒崎地区で、約20世帯約40人のかくれキリシタン信者にとって、唯一の信仰指導者「 帳方ちょうかた 」を務める村上茂則さん(73)に、現状や今後の展望を聞いた。(甲斐也智)