こんなんもう鬼畜エロ同人の世界やん




長男は、父親から受けていた虐待の怒りを幼い弟にぶつけていたのだろう。言ってしまえば、自分の精神が崩壊するのを防ぐために、速人をストレス解消のはけ口にしていたのだ。

やがて長男の行為は速人に対する身体的な暴力に加えて、性的な暴力にまで及ぶ。自分のペニスや肛門を舐めさせるなどして自慰行為を手伝わせたのだ。

家には父親の所有していたアダルトビデオやポルノ雑誌がそこら中に散らばっていたり、両親が子供たちの前で性交したりすることがあった。そうした環境の中で、長男は性的指向がゆがんでいたと思われる。

速人は兄の言いなりになるだけでなく、自分自身でも性的な関心を膨らませていくようになった。

母親はそんな息子たちの異変に多少なりとも気がついていたはずだったが、手を差し伸べることはなかった。いや、それどころか、後に開かれた裁判では、そんな子供たちに性的虐待をしていたという指摘がなされた。具体的には次のような行為である。

・母親が子供に乳房を舐めさせた。
・母親が子供の自慰を手伝ったり、ポルノ雑誌を買い与えたりした。
・母親が子供にディープキスをした。

また、普段の生活では子供たちをネグレクト下に置いていた。母親は掃除洗濯だけでなく、子供に食事をつくることを怠っていたのだ。

そのため、速人はいつも腹を空かせている状態で、家にあったホットケーキミックスの粉を水で溶かして、生のまま舐めて空腹を満たすなどしていたらしい。