村上宗隆内野手(23)は6日、阪神との強化試合で4打数1安打2三振だった。ここまで壮行試合4戦12打数1安打の打率.083で迎えた一戦で5回に内野安打を放ったものの、待望の一発はお預けとなった。

 村上はメジャー組が実戦参加解禁となった試合後に「やっとみんながそろって試合に出られるという雰囲気の中で、凄いひりついた緊張感もありましたし、ゲームをしていて楽しいというか、ワクワクしながら試合をしていた」とチームの雰囲気と自身の感想を語った。

 5回の内野安打には「惜しい当たりだったり、打席の中でいろんなことを試している。まだ結果が出ていないので、何とかいい状態を保てるように、これからもうちょっと上げていきたい」と前を向いた。

 目の前で衝撃の2打席連続本塁打を放った大谷と吉田のメジャーリーガーに挟まれての4番については「凄い刺激になっているんですけど。チームの4番としてもっともっと結果を残すことが、3月9日からですけど、しっかり意識してやりたい。(目の前で見た)大谷の本塁打は)チームとしては凄い点の取れる打順なんで。もっと僕が打てるようになれば、大谷さんももっと楽に打席に立てると思う。チーム、打線の中心としてもっともっと頑張っていきたい」。フルメンバーでの4番には「何と言うんでしょう…。やるしかないんで。4番に座っているけど、打線として機能するべきところの打順にいるので、その打順で機能できるようにやっていければ、という思いだけ」と語った。

 3日後に迫った本番。「勝って、勝って勝ちまくって、世界一に向けて負けずに勝ちたいなと思っている」と力強い言葉で締めた。

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