https://www.yomiuri.co.jp/science/20230307-OYT1T50112/
 米本浩一・東京理科大教授(航空宇宙工学)は「問題は第2段エンジンそのものか、着火するための電気系統の可能性がある」と指摘する。
「今回は機体を失ったため得られるデータが限られ、原因究明には年単位の時間がかかるだろう」と予測。
打ち上げ失敗の影響については、「日本の宇宙開発戦略そのものが遅れる。

 宇宙航空研究開発機構( JAXAジャクサ )の的川泰宣名誉教授は「ショックだ。ただちに原因は思い浮かばず、極めてまれな失敗と考えられる。
打ち上げ直前に中止になった先日のトラブルに関連している可能性も考える必要があるかもしれない。
世界のロケット市場への参入という点では、原因を早期に特定しないと信頼性が失われかねない」と話した。