2019年10月4日から同月24日までの間に、トライベイ社などの債務の弁済に充てる目的で3回にわたり、
三浦容疑者が関係する合同会社から計4億2000万円をトライベイ社に送金させたとして、7日に特捜部に逮捕された。

関係者によると、合同会社は兵庫県福崎町で太陽光発電投資事業を始めることを目的に設立された「特別目的会社」で、三浦容疑者は預金管理を行う「職務執行者」だった。
合同会社は19年6月に東京都内の不動産会社から10億円の出資を受け、福崎町の発電設備開発業務をトライベイ社に委託した。
業務委託費として10億円から約6億6000万円がトライベイ社に支払われ、
うち4億2000万円が別の太陽光投資事業の資金に充てられたという。

三浦容疑者は「4億2000万円は業務委託の報酬としてトライベイ社に支払われたものの一部だ。
どう使うかはトライベイ社の裁量で、他のプロジェクトに使うことは問題ない」と主張しているという。