宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士選抜試験に応募書類を送った福井県鯖江市の小学2年大森陽生君(8)は3月7日、H3ロケット1号機の打ち上げ失敗に「残念な気持ち」と話した。

「『夜明け前が一番暗い』という言葉がある通り、必ず成功すると思う。なぜ失敗したかを考え、改良して成功につなげてほしい」と再挑戦に期待した。

大森君は同11月、JAXAの人たちに元気を出してもらいたいと「原因を研究して、次の成功につなげていってください」などと書いた手紙を送付。JAXA側からは「イプシロン、OMOTENASHIを担当しているメンバーにも伝えました。たくさんの勇気をもらいました」との返信が届いた。

 学校でH3ロケットの失敗を知ったという大森君は、帰宅後すぐにJAXAの会見映像を見た。「失敗はつらいと思うけれど、得ることもあると思う。最後まで頑張ってほしい」とエールを送った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6baae15ef36074f102cfdbf9c17c8142f132fc4

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