岡本記者)「新球場のホームベースとバックネットは、かなり近いおよそ15メートルだが、このファウルゾーン問題、新たな方針が出てきました」
来週からオープン戦が行われるファイターズの新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」。
試合を間近で観戦できる臨場感が目玉のひとつですが、ホームベースからバックネットまでのファウルゾーンの距離が短く、公認野球規則の基準を満たしていませんでした。
今シーズンの終了後から改修工事をすることになっていましたが、この問題を巡り、
きょう進展が(日本野球機構 井原敦 事務局長)「日本ハム球団に新たな条件を提示して、その条件の履行によってエスコンフィールド球場を改修することなく、永続的に使用することを提案した」
日本野球機構が会見を開き、改修を求めない条件として、球団側にルールを遵守する姿勢を改めて表明することと「野球振興協力金」を支払うことなどを求めることを発表。
前例のない新球場を巡り、二転三転したファウルゾーン問題。
開業を目前に一定の方向性を見た形です。
ファイターズの新球場ファウルゾーン問題で、球団がコメントを発表しました。
日本野球機構が「球場の改修を求めない」としたことについて、球団は提案を受け入れると発表しました。
規則に抵触したことを深く反省し、日本野球機構から求められた「野球振興協力金」について、「子どもたちが野球に親しむ環境整備などに役立ててほしい」としています。