チャールズ国王、女王が所有していた競走馬を売却へ
チャールズ国王が、生前エリザベス女王が所有していた競走馬を一部売却するという。
2022年10月18日

チャールズ国王が、生前エリザベス女王が所有していた競走馬を一部売却する。女王の馬を引き継いだ国王は今後、競走馬関連事業を縮小してゆく意向だそうで、37頭の競走馬の約3分の1を今月、ニューマーケット競馬場のタッターソールズ・オークションに出す予定だ。調教師のマイケル・スタウトが手がけ、9月にレースを制したばかりのジャスト・ファインや女王が死去するする2日前にトップとなったラヴ・アフェアーズといった馬が売却される予定で、残りの馬も近い将来、新たな所有主へと渡るそうだ。

ある関係者は「メール・オン・サンデー」にこう話す。「英王室と競馬業界の関係は継続されます。伝統やロイヤル・アスコットとの繋がりは継続されますが、情熱を捧げた女王陛下と同じ程度とはならないですね」。一方、60頭の競走馬と38頭の繁殖用の牝馬がいる英ノーフォーク州のロイヤル・サンドリンガム・スタッドに近しいある関係者は、「あのロイヤル・スタッドは3年以内に博物館になる可能性があります。大変残念です」と続けた。

また、来年には同舎で30頭の仔馬が誕生予定で、女王が育てた最後の血統として高額で取引されることが予想されており、同関係者はいくつかの馬がすでに売却済みであることを明かしていた。生前、女王は年に約7頭を売りに出していたことで知られている。昨年はレース優勝36回、59万ポンド(約1億円)を稼ぎ、女王にとって最も成功した年だったが、しかし常に利益があるわけではないことから、自腹で経営費を賄っていた。
https://www.vogue.co.jp/celebrity/article/king-charles-auction-queen-elizabeth-race-horses


日本の馬主でも次代が競馬に興味なくて辞めるとかよくあるもんな