中国の英雄王偉さん

幼い頃両親と観光で来た日本で観戦した東京ドーム巨人阪神戦に感激し野球を始める。
学生時代からずっと中国のナショナルチームで4番キャッチャーを務める。
17歳のとき、旧満州圏で甲子園に出場した元球児たちに教えを乞う旅に出る。
06年WBCでは幕張のスピードスターの足を封殺し、上原から大会第一号本塁打を放つなど存在感をアピール
当時のマリナーズから2億のメジャー契約を提示されるが「私には中国で野球を広める使命がある」として固辞
北京五輪でアメリカの選手とのクロスプレイで負傷退場するも、流血する傷口を押さえながらベンチで声を出し続ける
13年、17年にもWBCに参加するが藤浪の死球による骨折が響き現役引退
WBCを終え日本を去る際に「幼い頃野球をはじめて見た東京ドームで中国の国旗を背負って戦えたことに感謝する」と述べ帰国した
現在は中国でリトルリーグを設立するため中国全土を飛び回る野球振興活動に尽力している