ダルビッシュ「最後かもしれないと思って投げた」 5099日ぶり日本代表マウンドに感慨

野球日本代表「侍ジャパン」のダルビッシュ有投手(パドレス)が10日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」の韓国戦に先発して、3回3安打3失点(自責2)で勝利投手となった。
「今年初めての試合。球速も出ていましたし、最初の試合としては良かったと思います」と振り返った。

ダルビッシュが日本代表のマウンドに上がるのは、2009年3月24日の第2回WBC決勝・韓国戦以来、実に5099日ぶりだった。
「特別に感じて投げていました」「生まれ育った場所ですので、こういう機会はないかもしれない。最後かもしれないと思って投げました」と感慨深げ。
メジャー組では唯一、2月の宮崎強化合宿から参加し、チームメートとの交流も深めた。
「自分が生まれ育った国で、日本人の方がプレーを見てくださることはないので。やっぱりありがたかったですし、日本でないとなかった。来て良かったなと思います」と喜びを噛みしめていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d3e30cd93b3bf2488e091186d92e47c1593bcf66