初戦の中国戦から3試合連続で4番に座る侍ジャパン・村上宗隆内野手(23)=ヤクルト=が八回、今大会15打席目で待望の初安打となる右前打を放った。

一塁ベンチへ戻った村上に、大谷(エンゼルス)が記念球と思わせるボールを手渡し、笑顔を見せる村上を大谷が後ろから抱きしめた。ほっこりするワンシーンだったが、村上は試合後、「(記念球は)本物じゃなくて、ダミーだった」と衝撃の事実を明かした。

実は、大谷自身もかつて通算100号本塁打を放った際に、当時のジョー・マドン監督から記念球を装い「MCハマー」のサインボールを手渡される〝いたずら〟を受けていた。悩める4番を、大谷が〝メジャー流〟のジョークで励ました。
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