東京2020オリンピックに出場するなど、男子日本代表の躍進を支えたセッター藤井直伸さんが、3月10日に31歳でその生涯を閉じた。所属するV1男子の東レアローズが発表した。

 昨年2月に「胃がん ステージ4」と診断されたことを明らかにしていたが、その後はSNSで前向きな姿を発信し、「この病気に打ち勝つという強い意志」を示しつつ、気丈に闘病を続けていた。