日本初「プロの鉄道カメラマン」を育てる専門学校が誕生へ…授業内容や“プロとしての需要”を担当者に聞いた 

世の中には様々な学校が存在しているが、来年2024年4月から日本で初めて「プロの鉄道カメラマンを育成する専門学校」が開講するという。

【画像】鉄道と絶景のこんな写真撮影を職業にできるかも

これは東京・江戸川区にある東京俳優・映画&放送専門学校に新設される3年制のコースで、同時期に動物カメラマンとスポーツカメラマンのコースもスタートする。

同校によると、鉄道写真の撮影を仕事にしたいというニーズはあるものの、これまで専門的に学べる教育機関は存在していなかったそうだ。

鉄道カメラマンコースは、映画制作科の定員65名から割り振られることになっているが、詳細な人数は出願状況をみながら柔軟に対応するという。

鉄道カメラマンコースの特徴は次の4つ。

1. 現役の鉄道カメラマンが直接指導
業界の第一線で活躍する人から学べる。
2. 最新のカメラ・機材が使い放題
実践的に鉄道撮影の技術が学べる。
3. 鉄道番組制作も学べる
撮影の仕事だけではなく、鉄道番組の制作に必要な企画力や発想力を身につけることで、旅番組などの制作を仕事とすることも可能になる。
4. コンテスト対策も充実
日本中で開催される鉄道写真コンテストに応募して最優秀賞の受賞を目指す。
プロの鉄道カメラマンは、どのぐらい稼げる?

同校は、業界を熟知したスタッフのアドバイスや、学校内説明会などで就職を手厚くサポートし、これまで10年連続で就職内定率100%を達成しているという。

鉄道写真を撮影するいわゆる“撮り鉄”は多くいて、専門的な知識を身につけたいと思う人はいると思うが、プロとしての需要はどの程度あるのかなど気になるところだ。
そもそも、なぜ鉄道カメラマンの特化したコースを作ろうと思ったのか?
同校の担当者に聞いた。