【侍ジャパン】「何ていったって、栗山監督の大ヒットですよ」王貞治会長が世界一導いた栗山英樹監督たたえる

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2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本を世界一に導いたソフトバンクの王貞治球団会長(82)が22日、第5回大会で連覇を狙った米国を破って3大会ぶり3度目の優勝「侍ジャパン」を飾った栗山英樹監督(61)をたたえた。

 しっかりとチームを構成してまとめあげ、的確な用兵で世界の頂に返り咲いた指揮官を「選手をうまく使いましたよね。本当に投手も、それぞれの役目とは違う立場で投げた人もいるわけですからね。みんなそれぞれ、自分の任された部分でしっかり役目を果たしたんじゃないですかね」と高く評価した。

 その上で、これまでにも直接激励してきた栗山監督に賛辞を送る。「何ていったって、栗山監督の大ヒットですよ。今回の指揮はね。やはり大変優秀な選手たちが集まったけど、それだけに使い方は難しかったと思うんですよね。でも、やっぱり決断すべきところは本当に決断して、すごいなと思うところがありましたよね」と話し、「選手の起用なんかも信念を持って、彼が長年代表チームの選考のためにも、各選手の特徴も見たりなんかしてたから。彼としては揺るぎない起用法だったんだと思います。それが勝ちにつながったんですから、本当に最高にね。彼としてはしてやったりと思ってると思います。本当にお疲れさまでしたと言いたいね」と激戦を戦い抜いた将をねぎらった。