イクイノックス近況 3.23

木村哲也調教師「昨日の追い切りを終えて午後に改めて馬体をチェックしましたが、背中には少し疲れがある様子だったので、こちらに来ているノーザンファームの獣医師に治療を行ってもらいました。
また、その後に現地の装蹄師に装蹄を行ってもらったのですが、相談した結果、右前の蹄については接着装蹄で挑むことにしました。馬の方はトップラインに疲労はありつつも、飼い葉は食べていて雰囲気も良い意味で変わりなかったので、23日にはダートコースでのハッキングを行うことにしました。
これまでのベースを崩さないよう、馬体をしっかりと起こして走らせることをメインテーマにしましたが、ハミに頼り過ぎることなく良い感じで動けていましたね。
跨った助手も、『ダートコースに行くとスイッチが入りますが、抑えが利かないわけでは無いですし、良い意味での前向きさを感じました』と好感触でした。レースまで時間が迫ってきていますが、今の良い雰囲気をキープしつつ調整していければと思います」