山梨県警は23日、出産したばかりの男児の遺体を、遺棄したとして、富士吉田市内の19歳のアルバイトの女を逮捕した。

県警によると22日夕、女は自宅のトイレで出産し、タオルにくるんだうえで、ごみ袋に入れて遺棄した。「生まれたときに、息をしていなかった」と供述しているという。さらに、同居している女の母親がごみ袋に入った男児を発見。同日夜、女が両親とともに富士吉田署に、「生まれたばかりの赤ちゃんが息をしていない」と訪れた。取り調べの結果、死体遺棄の疑いで23日に女を逮捕した。

女は「逮捕された事実はあっている」と、死体遺棄を認めている。県警では遺体の司法解剖しており、死因の解明を急ぐ。