21日、鳥栖市の佐賀競馬場の厩舎(きゅうしゃ)で働いている30代の男性に草刈り鎌を降り下ろしけがをさせたとして、厩務員(きゅうむいん)の68歳の男が逮捕されました。馬の飼育方法をめぐりトラブルになったとみられています。
逮捕されたのは佐賀競馬場の厩舎で馬の世話をする厩務員として働く鳥栖市の荒木清次容疑者68歳です。警察によりますと、荒木容疑者は、21日の午前8時半前、厩舎内の通路で、ここで働く別の厩務員の30代の男性に鉄パイプのようなものを振り上げたり、刃渡りおよそ15センチの草刈り鎌を振り下ろしたりして、男性の右手を切りつけけがをさせたということです。
調べに対し、荒木容疑者は「鉄パイプで殴ったり草刈り鎌を振りかざしたことは間違いない」と容疑を認めています。
2人はそれぞれ別の厩舎で馬の世話をしていましたが、警察は、飼育方法をめぐり何らかのトラブルがあったとみて捜査を進めています。

中央の厩務員→ストで負ける
地方の厩務員→鎌で襲撃