日本ハムは24日、昨季まで中日でプレーし、WBCキューバ代表のアリエル・マルティネス捕手の入団会見を行った。

 一塁や外野も守れる強打の捕手は、新天地での再出発に「まず一言、非常にうれしいです。素晴らしい球場を見て感動しましたし、モチベーションたっぷり。パワーが持ち味なので長打、ホームランをたくさん打てるよう頑張りたい」と拳を握った。

 同席した新庄剛志監督は「ちょっとシャイなので笑顔を増やしていこうと話した。セ・リーグからパ・リーグ、球団が変わることによって化ける可能性は大。打率)2割8分、20本、70打点、5番、10盗塁(笑い)」と期待した。それを聞いたマルティネスは笑顔を浮かべ「そこまで期待してもらって幸せ。とにかく毎日試合に出たい。毎日クリーンアップがいい」とアンサーした。

 妻と娘も共に来日しており、指揮官は「私生活の面でも本当に安心」とニッコリ。マルティネスは「ポジションにこだわりはない。早く北海道のファンの皆さんに覚えてもらえるように、ベストなプレーをお見せします」と活躍を誓った。

 マルティネスは18年に育成選手で中日に入団。昨季は左翼や一塁も守り、82試合で打率2割7分6厘、8本塁打、24打点。NPB通算169試合で打率2割7分4厘、12本塁打、44打点をマークしている。背番号は小笠原や杉谷が着けた「2」で、単年契約となる。
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