>>909
はい
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WBCで優勝した侍ジャパンのメンバー(AP)

侍ジャパン優勝のWBC 視聴者数、観客動員、グッズ販売数など過去最高更新 1次ラウンド統計
https://www.nikkansports.com/m/baseball/mlb/column/watanabe/news/202303230000305_m.html

侍ジャパンが3大会ぶりの優勝を飾った今回のWBC。MLBと世界野球ソフトボール連盟にとっても成功した大会となったようだ。

現地21日に開催された決勝戦はアメリカではFox傘下のスポーツ専門チャンネルFS1で放送された。地上波ではなく、有料チャンネルであるため、視聴できる人数が限られる不利な条件での中継だった。にもかかわらず、調査会社ニールセンによれば、平均視聴者数は448万人、スペイン語放送のFox Deportesを含めると497万人に達したということだ。

これはこれまで最高の2017年にMLBネットワーク、ESPN、ESPN Deportesという3つのチャンネルが放映したアメリカとプエルトリコによる決勝戦で記録した305万人を大幅に更新し、大会史上最多となっている。さらに昨年FS1が放映したMLBの試合中継でこの数を上回ったのはナ・リーグ優勝決定シリーズ、フィリーズ対パドレスの第4戦で記録した488万人だけだった。レギュラーシーズンの試合中継では2011年以降では、2年前の「フィールド・オブ・ドリームス」第1戦だけだとしている。

またこの日のテレビ放送全体の平均視聴者数でも、この試合中継を上回ったのはNBCの「The Voice」(527万人)とCBSの「FBI」再放送(471万人)だけだった。

1次ラウンドまでの統計だが、観客数やグッズ販売数、注目度でもこれまでを上回る大会となっている。

1次ラウンドの動員数は101万999人を記録し、これまで最高だった2017年の51万56人と比べて98%増となった。平均観客数においても2万5275人は、2017年の2万402人を24%上回った。また12日開催されたメキシコ対アメリカ戦は4万7534人と、1次ラウンドの動員数最多を記録している。

やはり日本での人気は突出しており、東京ドームで開催されたプールBの動員数36万9676人、平均観客数3万6198人はいずれも大会史上最多だった。

さらにMLBは1次ラウンド終了時におけるMLB公式サイトとスポーツグッズオンライン販売サイトFanaticsネットワーク、4つ開催地におけるグッズ販売において、大会歴代最高記録を更新したことを発表している。

また大会MVPを獲得した大谷翔平投手は3月1日から15日まででSNSのフォロワー数が136万人増加し、全選手で最も増加した選手だったということだ。大会のSNSの総エンゲージメント数も2017年大会と比較して564%増だったという。

この人気上昇の機運がさらに高まっていくことに期待したい。