イタリア・ルネサンスの巨匠ミケランジェロの彫刻「ダビデ像」の写真を授業で扱ったことをきっかけに、米フロリダ州にある学校の校長が辞職に追い込まれた。

 米CNNなどが26日までに伝えた。ローカル地域の「人事異動」は米国を飛び越え、欧州でも話題になっている。

 CNNによると、フロリダ州タラハシーの小中一貫校で先週、小学6年生の美術の授業中にダビデ像の写真を扱ったところ、一部の親から苦情が入った。
AP通信は、辞職した校長の話として、ある保護者は彫刻がポルノだと訴えたという。

 同校では「物議を醸しそうな内容」を教える場合は事前に親の同意を得る方針になっているが、校長はこの手続きをとらなかった。
重く見た理事会から辞任か解雇の2択を迫られ、辞任を選んだ。

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