>>228
そりゃあ憧れでしたからね
ホークスにも恩がある、めちゃくちゃ恩がある。今の俺がいるのはホークスのおかげだもん。
みんなから残ることを求められてる。でも一度だけでいい、イチローさんと野球がしたかった。
当時の俺はメジャーがどんなとこかなんてどうでもよかったんだろうな、とにかく物理的な距離を縮めることだけ考えてた。ほんと恐ろしいと今になって思う。
それで、胸を躍らせながらアメリカに行くじゃん。そしたらさ、間も無くイチローさんがトレードになってさ
あの時はショックで、なんていうんだろう、電子レンジで料理ができるのをワクワクしながら待ってたら、部屋のブレーカーが突然落ちたような感覚
でも、イチローさんはそんな俺のこと心配して連絡してくれたんだ、チームは別れてもずっと見てるぞって
だから頑張れた。そうだよ、イチローさんはまだ野球続けるんだよ
だったら俺も頑張らなきゃ、イチローさんの耳に目にすべての感覚に入れるように頑張らなきゃって思った
そこからかな、メジャーのレベルの高さってものを改めて実感して、純粋に野球に打ち込むようになった
色んな選手、コーチ、監督、トレーナーから色んなことを学んでいった、めちゃくちゃ野球が楽しかった。
俺の中で何かが大きくなっていった。そして月日は流れていって、ある日練習中に気づいたんだ。
色んな試行錯誤を重ねて、身につけたボールを打つ、取る、投げるといった動作
自分のその動作の中にイチローさんがいるような気がした。
あの時は距離が離れて寂しかったけど、そうだ、イチローさんはずっと俺の中にいたんだって
何寂しがってんだよ、ずっとイチローさんを追いかけてきたんだよな、なんでこんな当たり前のことに気づかなかったんだろって、バカだな
そう気づいたとき、とても嬉しかった。
【画像】イチロー、ダルビッシュを抱きしめる
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263それでも動く名無し
2023/03/27(月) 21:31:53.06ID:JK+haJuI0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています