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北畠顕家は死の数日前、上洛途中の旅路から、後醍醐天皇に向けて上奏文を執筆している。その上奏文の中で顕家は後醍醐天皇の器量のなさを徹底して弾劾しており、内容は殆ど罵詈雑言も同然となっている。以下の7か条はその内容。
・日本全国に兵を寄越しやがれ。反乱や尊氏対策に必要なんだよ!
・税金を3年間無料にしやがれ。こんな時に内裏なんか造って浪費してんじゃねえ!
・下人には土地を与えやがれ。不釣合いな官職を与えるな!
・恩賞は公明正大にやりやがれ。坊主が地頭だとか訳わかんないことしてんじゃねえ!
・行幸や宴会をやめやがれ。だから浪費すんなっつってんだろ!
・法律をしっかりと守りやがれ。自己矛盾した綸旨出して混乱させるんじゃねえ!
・私利私欲にまみれた有害無益な政治家やら女官やら坊主どもは追放しやがれ。

要約「無責任な尊氏に任せたら日本は終わる」