中日・立浪和義監督(53)が23日、バンテリンドームナゴヤでの全体練習後に、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のキューバ代表でベスト4入りし、その後母国に帰国していた竜の絶対的な抑え、ライデル・マルティネス投手(26)が27日に、ジャリエル・ロドリゲス投手(26)が29日に、ともに来日すると明かした。両投手は母国のグラウンドで練習を続けていて、シーズンへ調整しているという。
 勝利のピースがそろう。立浪監督が、マルティネスとロドリゲスの来日の日程が決まったことを明かした。
 「(31日の開幕・巨人戦に)ライデルはいてもらわないと困るというふうには思ってます」。昨季のセーブ王で56試合登板し、防御率は0・97。2019年から4年連続40試合登板を果たし、ブルペンを支えてきた。WBCではキューバ代表として、イニングまたぎの連投もこなすフル回転。準決勝でアメリカに負けてから、母国へ帰国していた。
 ロドリゲスは少し、事情が異なる。代表では先発起用された。来日はマルティネスよりも2日遅い29日。31日の開幕2日前。指揮官は「ジャリエルは時差ボケもあるしね。向こうでは練習しているみたいですけど、ちょっと様子をみて決めます」。竜での持ち場へすんなり戻れるかどうか、右腕を見て、話をして、確かめる必要性を感じている。

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