>>428
現実逃避は君や・・・
ピケティの「発見」を整理すると、以下のようになる。
1.資産の多い人は「右派」に投票し、少ない人は「左派」に投票する。この傾向は、1948年から2017年まで変わっていない。
2.所得の多い人は「右派」に投票し、少ない人は「左派」に投票する。この傾向も変わっていない。ただし所得と投票先の相関は近年、弱まっている(高所得者が「左派」に投票する割合が増えている)。
3.マイノリティ(非白人)はいつの時代も圧倒的に「左派」に投票する。
4.女性は1948年には圧倒的に「右派」に投票していた。だが、徐々に「左派」に投票する人が増え、現在では、「左派」に投票する人の半数以上が女性である。
5.1948年には高学歴者の大多数が「右派」に投票していたが、高学歴者の「左派」に投票する比率が徐々に増えている。現在では、高学歴者のなかの「左派」に投票する比率が、低学歴者のなかの「左派」に投票する比率を超えている。
前述の1〜3はほとんど変化していない属性であり、4と5は大きく変化した属性であるが、このなかで、ピケティはとくに5に注目する。
もともと左派政党というのは労働者階級の政党で、その支持基盤は労働組合であった。労働者は総じて低学歴であり、一方、高等教育が大衆化する以前の高学歴者とは、富裕な資産階級の子弟が圧倒的だから、1948年にいずれの国でも高学歴者が富裕層を代弁する右派政党に投票する傾向が強いのは納得できる。
ところが、先進国では高等教育が徐々に大衆化する。いずれの国でも、大学進学率が大きく上昇した。これは資本主義経済がより技能の高い労働者、すなわちエンジニアやホワイトカラーのような知識労働者を必要とするようになった結果である。
そして、このようにして高学歴になった人びとは、終戦直後の高学歴者とは異なり、必ずしも右派政党に投票する保守層ではなく、むしろ左派政党に投票する傾向がある。
共産党員が必死に暇空叩きスレ立ててて草
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441それでも動く名無し
2023/03/29(水) 03:51:35.80ID:ABru9Y6Ba■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています