引退後、彼は現役時代に蓄えた資金を元にいくつかのスポーツ関連の会社を設立した。その一つがマドリードに本拠を置くスポーツ・マーケティング会社「タラ・スポーツ」で、バリャドリードとクルゼイロの買収はこの会社を通じて行なっている。
 現在の個人資産は、推定8億5000万レアル(約170億円)。経営する会社は優秀なスタッフを揃え、いずれも業績が好調とされる。彼には、ビジネス面の才覚もあるようだ。
2018年8月、3000万ユーロ(約39億円)でバリャドリード(当時スペイン1部だが、今季は2部)の株式51%を取得。現在は82%まで増やしている。そして、今回のクルゼイロ買収である。

資産家としてクラブ買収してる元祖ロナウドと刑務所入りのロナウジーニョ
どこで差がついたのか