大阪府警の警察車両が車検が切れたまま２日間、交通事故の処理にあたっていたことがわかりました。

　大阪府警によりますと、車検が切れた状態で運行していたのは交通事故を処理する門真警察署のワンボックス車１台で、３月２３日と２４日、門真署管内で発生した７件の事故処理にあたっていたといいます。

　この車両は当初、３月２２日に車検が切れるタイミングで廃車となる予定でしたが、去年１１月ごろ継続して使用することが決まり、車検のリストから漏れていました。

　この２日間に運転した警察官は車検切れに気づいていなかったことから、立件は見送る方針だということです。

　大阪府警は「公用車の自動車検査証の有効期限について、一層厳格な管理を図るとともに、運行開始前の確認を徹底するなどして再発防止に努めてまいりたい」としています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a60dedbcd7dca9b69bbc3f40e19f0487674ea1ce