大谷翔平とトラウトの名勝負も“違反”に!? 米識者がピッチクロックへ異論「やはり野球の魅力を失っていく」【WBC】

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球界を代表する両雄の対決は、世界中のファンを沸かせた。だが、この時に大谷が投球にかけた時間は全てが20秒以上。今回のWBCでは導入されていなかったが、仮にピッチクロックが設けられていれば、日本のエースは四球で出塁を許していた可能性があった。  もっとも、あの間がなければ、球場全体が固唾を飲んで見守ったトラウトとの緊張感のある攻防戦は生まれなかったかもしれない。ゆえに一部の識者からは新ルールの見直しの声があがっている。  MLB公式ネットワーク『MLB Network』のラジオ番組などでコメンテーターを務めるCJ・ニトコウスキ氏は自身のツイッターに「本当に、本当に私はMLBが接戦となった9回(3点差以内)のピッチクロック廃止を心から望んでいる」と投稿。さらに「ピッチクロックはたしかに必要であり、素晴らしいものである。だが、このオオタニとトラウトの場面では、1球、1球が明らかな違反だった」と動画付きで解説した。