レース後、武豊は場内インタビューで胸を張った。

 ――今の気持ち
 「ホントにうれしい」

 ――レースプランは
 「いいスタート切れれば第一プランとして、逃げの手を打ちたいと思っていた。いいスタート切ってくれて、まずはそこで『よし』という気持ちになった」

 ――どのあたりで行くと決めた
 「無理やり行かなくてもある程度スピードある馬なので。行きすぎないようにという気持ちが強かった」

 ――前半1000メートルは58秒9のぺース
 「先手取れれば、今日の馬場状態なら59秒くらいで入りたいと思っていた。馬の方が状態いいこともあってちょっと元気良すぎたけど、なんとか理解してくれて、我慢してくれて落ち着いて走ってくれた」

 ――直線は
 「レース前から風が強くなっていた。直線、特に向かい風で馬としてはしんどかったと思うけど、それは各馬同じ条件なので。力のある馬なので、なんとか我慢してくれという気持ちで追っていた」

 ――最後はきわどい勝負になった
 「ゴールした瞬間は残れたかなという感触はあった。勝った確信は帰ってきて写真判定出てからだけど、まずはいいレースできたという思いで帰ってきた」

 ――ジャックドールにとってもオーナーにとっても初めてのG1勝利
 「力のある馬で前回の香港から乗せてもらうことになって、その香港で結果出せなかったので。もう乗れないのかなと思っていたところ、こうやってチャンスもらえたことがすごくうれしかったので。それが大きかった、僕の中では。なんとか結果出さないといけない気持ちが強かった」

 ――武豊騎手にとっては最年長G1制覇
 「ははは。この記録をもっと伸ばしていけるように頑張ります」

 ――ファンへ
 「多くの方に応援してもらって、今回のジャックドールとのコンビも多くの方が期待してくれていたので、それに応えることができてホントにホントにうれしい」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2b9c2347a0d6620980987ad474c6752837eeb99