この場面は原作コミックアニメのすべてで違う展開の模様


――放送されるのが楽しみなシーンはありますか。

中村監督:一話の最後はカイン君のお披露目会なのですが、お披露目会というのは、作品全体で三回くらいあるのです。五歳になった時、お屋敷、そして王都といったふうに。
そこで一話のお披露目会をどう盛り上げるか考えていたのですが、コミック版ではゾンビが出てくる展開になっています。これは夜州先生の書き下ろしなのですね。
そこで「うちにもなにかないですか」と聞いたら「こういうのを出したらどうですか」というメモをくれました。一話のクライマックスはこれを基にしているので、アニメ版のみの書き下ろしのようになっています。原作ファンのみなさんには、期待してほしいですね。