岸田文雄首相は3日の参院決算委員会で、花粉症について「もはや日本の社会問題と言っていいような問題だ」と述べた。「政府において関係閣僚会議を開催し、情報共有や効果的な対策の組み合わせに取り組んでいる。ぜひ結果を出したい」と語った。

自民党の山田太郎氏が「国民病といわれているのだから、国を挙げて取り組んでほしい。花粉症撲滅ということになればその名前を歴史に残すことができる」と質問した。

山田氏は花粉症対策が各省庁にまたがっているため、司令塔機能をつくって対応すべきだと提案した。

首相は「発生源対策、発生の予測、予防、治療と様々な対策が求められる。効果的な組み合わせをつくって対策するのが重要だ」と唱えた。関係閣僚会議で対応する考えを示した。

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