仙台市中心部の「電力ビル」が建つエリアについて、地権者でつくる組合が高層の複合ビルを建設して大規模な再開発を目指すことになりました。

【写真を見る】老朽化「電力ビル」など”24階建てと35階建てのツインタワー”に再開発 仙台

東日本興業 宮岡隆常務:
「賑わいや市民交流活動の中心となるよう都市空間を実現していきたい。魅力ある街並みを形成していきたい」

電力ビルを所有する不動産会社「東日本興業」の再開発計画によりますと、仙台市青葉区一番町三丁目の電力ビルが建つエリア1.8ヘクタールについて、他の地権者と一緒に複合ビルを建設するということです。

24階建てと35階建てのツインタワーで多目的ホールや飲食店などの商業施設が入ります。再開発されるエリアの地権者は、会社と個人合わせて9者いてすでに先月、準備組合を設立しており、今後、具体的な計画を作成していくということです。

電力ビルは、1960年の完成から60年以上が経過し老朽化が進んでいて、東日本興業が対応を検討していました。再開発は、数百億円規模の巨大プロジェクトになる見通しで2025年度の着工を目指し完成は着工からおよそ10年後を見込んでいます。

https://news.yahoo.co.jp/articles/520ced3085bda61897c288a2e207893eaf29f8a8