新井貴浩新監督が就任した広島は、リーグ3連覇を目指すヤクルトに敵地・神宮で開幕カード3連敗。厳しい船出となった。

【動画】決勝点になったライト野間の「まさかのエラー」

■まさかのエラーで開幕3連敗

 投手陣は踏ん張ったが、打線が機能しなかった。開幕戦で3安打零封負けを喫すると、2戦目は早速、打線をテコ入れ。1番・菊池涼介、8番・小園海斗と入れ替えたがつながらない。4安打のみに終わり、球団史上初の開幕2試合連続零封負けを喫した。

 3戦目は初回に秋山翔吾の右越え適時三塁打、2回に新外国人・デビッドソンの来日初アーチとなる1号左越えソロで試合の主導権を握ったが、先発の玉村昇梧が3回に山田哲人に同点2ランを浴びると、膠着状態に。試合の分岐点となったのは手痛いミスだった。