西山さんは入隊直後から、賢二さんに「複数の上官がそれぞれ言っていることが違い、誰の言うことを聞けばいいのかわからず、理不尽に怒られることもある。やめたい」と度々相談していた。賢二さんは「国民を守る仕事だから、しんどいこともある。分からないことがあれば、一番偉い人の言うことを聞いていればいい。もう少し頑張れ」などと励ましていたという。

 賢二さんは「まさか息子だけを狙い撃ちにするような、陰湿なパワハラを受けていたとは思わなかった」と驚く。そして「知っていたら、自衛官をやめさせていた。息子の気持ちを理解してやれず、守ってやれなかったことを申しわけなく思う」と悔いる。


やっぱりな(レ