一方で、チーム内からは真逆の声も聞かれる。ある球団関係者は「ラミレスが選手を全部使い潰してしまった。三浦監督はラミレスの負の遺産に苦しめられている」と同情。
19年オフの段階でラミレス監督を退任させる動きがあったが、2位で続投となったことを「あそこで替えておくべきだった。三浦監督は最悪のタイミングでチームを率いることになってしまった」と問題視する。

 ラミレス政権を支えた先発陣のうち、左肩手術の今永はようやく2軍戦に登板し始めたが、東は左肘手術で投げられず。平良は右肘張りですでに2度も登録抹消。新戦力もパッとしない。
この日はドラフト1位の入江(明大)が4回5失点KOで白星なしの4敗目を喫したが、コマ不足から2軍で再調整させる余裕がなく、
三浦監督はやり繰りに苦労している。勝利の方程式も崩壊。山崎康、石田とも勤続疲労からか、往年の力はない。

 また、ラミレス流のメジャースタイルでは、シーズン中はもちろんのこと、キャンプの練習量も少なかった。今春キャンプでも練習量はあまり変わらず、「その反動が今になって出ている」と前出関係者。球団待望の生え抜き監督の苦労は、まだまだ続きそうだ。(塚沢健太郎)
https://www.zakzak.co.jp/spo/news/210422/bas2104220004-n1.html

練習量を減らしたラミレスのせいで横浜が弱いんやぞ