日本も昔は薬打ちまくってた模様

角居勝彦調教師が考察 名牝から名馬は産まれないのか

 しかし母親の負の因果が子に巡っている可能性もあるのです。およそ四半世紀ほど前、薬品の規制がなかった時代の話です。力強く走らせるために、牝馬には男性系のホルモン剤を打っていた。筋肉量を効率的に増やす方策で、どの厩舎でも日常的にやっていた。いわば牝馬育成の常識でした。そのホルモン剤の影響が、母親になったときにどのくらいのものなのか。検証できていないんですね。規制がしっかりとしている今から思えば、ゾッとします。

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