【ロサンゼルス1日(日本時間2日)】日本ハム・大谷翔平投手(23)が米大リーグに移籍するために必要なポスティングシステムの新協定が、各球団の電話会議で承認され、正式に発効した。
日本ハムは大谷が移籍するための申請を日本野球機構(NPB)に行ったと発表。大リーグ機構(MLB)は、譲渡金2000万ドル(約22億4000万円)で公示し、交渉が解禁された。

 交渉解禁を受け、米メディアで「大本命」とされるヤンキースが奇想天外な手法でアピールした。
毎年恒例のクリスマスツリーの点灯式イベントに、ブライアン・キャッシュマンGM(50)が登場。22階建てビルの屋上からロープでぶら下がり、地元テレビ局FOX5のカメラに向かって「ニューヨークは待っていた。ここは偉大な選手がプレーする舞台。ビルの頂上から声を大にして言いたい。関心を抱いている」と争奪戦参戦を宣言した。
イベント後には「投打ともに魅力ある最高価値の選手」と、二刀流挑戦を後押しする意向も示した。