15年ぶりとなる開幕4連勝を飾り、最高のスタートを切った阪神タイガース。ファンが熱狂するなか、実は試合の裏で男女のいざこざの真っ最中だという。……といっても、選手の女性トラブルではない。公式チアダンスチーム「タイガースガールズ」の1人がプライベートでの交際を巡って男性と問題となっているのだ。ある球団関係者が声をひそめて証言する。

「問題のチアガールのA子さんは『タイガースガールズ』の名前を出し、プライベートでの金銭トラブルを起こしていることが発覚し、球団職員もその処遇に頭を悩ましているのです」

「タイガースガールズ」は2014年に結成され、今年で10期目を迎える。メンバーはオーディションで選抜され、18名が在籍。関西圏で行われる主管試合でチアダンスパフォーマンスを披露するほか、リリーフカー運転など試合運営のアシスタント業務を行う。

 今回、A子さんと“トラブル”になっているという30代の会社経営者Bさんが、NEWSポストセブンの取材に詳細を語った。2人が出会ったのは今年3月7日夜、大阪府内の相席バーだった。

「その日は知人と2人でお店に行きました。A子さんは20代の美女で、隣に座ることになり、知人を含めた4人で盛り上がりました。

 A子さんは知人の話の中で私が経営者だと知ってなのか、突然『実は私、阪神タイガースのチアなんだ』と耳打ちしてきました。華やかな雰囲気のある女性で私も興味を持ち、連絡先を交換して翌日に改めてデートしました。

 待ち合わせてデートをしていると、おねだりされ、初めは少額でしたので2万~3万円くらいなら仕方ないなと思って彼女のためにプレゼントなどを買いました。しかし、その後もひっきりなしにプレゼントを求められ、たまらずA子さんに『恋人でもないし、そんなに買うことはできないよ』と伝えました。すると、『じゃあ彼女になる』と言われ、その後もいろいろと買い与えていました」(Bさん、以下同)

 ブランド品の靴やカバンを11万円分、若者向けのアパレル店を数店舗もめぐって、プチプラの服やアクセサリーなど15点以上を買わされ、出費がかさんでいった。

「その日の夜、『彼氏ができたことを親に報告した』というLINEをもらって私も舞い上がってしまい……。Amazonの『ほしい物リスト』を通じて、化粧品をさらに2万円ほど買わされました。3月11日には僕も用事があったので一緒にドン・キホーテに行ったのですが、そこでも爆買いに付き合わされ、化粧品や美容ドリンクなどを買い物袋いっぱいに約2万円分買いました」

 それでもBさんは満足だった。LINEでA子さんが〈すみません〉と買い物について謝ると、Bさんは〈彼女やからいいよ!笑〉や〈少しでも、会えるとき会って欲しい〉などと気さくに返信し、かわいらしい猫のスタンプをいくつも送っていた。

 しかし、出会ってから2週間足らずの3月19日に事態は急変する。

「その日はデートでお昼頃から会う予定でしたが、A子さんから時間の変更を打診され、結局待ち合わせ時間は夕方18時でした。会ってすぐに『やっぱり高身長のイケメンじゃないと無理やわ』と吐き捨てるように言われ、戸惑いましたが、とりあえずアパレル店に入り、それぞれ別行動で買い物をすることになりました。私のほうが一段落したので彼女を探すと、もう店のどこにもいませんでした。何度か電話すると、『親に呼ばれたから帰った』と言われ、先に帰っていたことを知りました。

 その夜、『頑張って一緒におってみようとしたけど無理やった』とLINEが来て、再度付き合わないことを通告されました」

 Bさんが会ったばかりのA子さんにいろいろプレゼントをしたのは、阪神タイガースの看板があったからだという。

「『阪神タイガース』のチアを名乗るからには変なことにはならないだろうと信じていたのに、こんな結果になってしまいました。実際に阪神オフィシャルのSNSにも彼女の写真が掲載されていましたしね……3日間で会ったのは8時間ほど、ただ買い物をして終わっただけで、それ以上の恋人らしいことはありませんでした。

 3月19日を境にLINEを送っても既読にならず、仕方なく開幕前の3月28日に阪神タイガースの球団に一連の出来事を相談しました。球団の担当者は『こちらでも確認します』という話となりましたが、3月31日に公式ホームページに18人全員のメンバー写真が載ったのです」
https://www.news-postseven.com/archives/20230410_1858544.html