カジノを含む統合型リゾート施設(IR)について、大阪府市の整備計画が認定される方向となった。整備計画のIR予定地、人工島・夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)を巡っては地震発生時の液状化リスクなどの土壌問題が指摘されており、認定のタイミングは当初見込まれた昨年秋から半年ほどずれ込んだ。市は土壌対策費として約790億円を負担するが、新たな公費支出への懸念はくすぶっている。

夢洲は造成時、大阪湾の海底をさらって出た土砂などで埋め立てており、地中には砂や泥が入りまじる。

昨年1月の地下鉄延伸工事で、掘り起こした土壌から法律が定める基準値を超えるヒ素やフッ素が検出された。IRを運営する「大阪IR株式会社」が独自に行った地質調査では、地震発生時に液状化の可能性がある地層も見つかった。建設工事に先立ち、土壌の入れ替えや水抜きなどの対策が必要になるため、土地を所有する市が約790億円を支出することになった。

一方、地下約30メートルの埋め立て層のさらに下の地層で軟弱地盤があることが判明。海抜11メートルの土地は埋め立てた土砂の重さで沈下し続けており、市は約50年後までに2メートル程度沈むと想定している。

施設を支えるための「くい打ち」などの対策費は大阪IRが負担することになっているが、市と同社の取り決めでは、運営上、悪影響を及ぼしかねない土壌問題が生じれば、事業からの撤退も可能としている。

昨春、市議会に参考人招致された同社幹部は「安易な撤退はない」としつつ、地盤沈下について「課題が生じれば対応を見極める必要がある」と含みを持たせた。府市と同社で事業手続きを定めた実施協定を締結するまでに土壌問題が再燃するリスクは残る。

さらなる対策費の上振れはないのか。12日、記者団に問われた横山英幸市長は「(大阪IR側から対策費の確定額について)正式に通知をいただいていない。しっかり話し合って進める」と述べるにとどめた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/66314a15899c6c66c189f48ea496656b94d6a720

松井「税金一切使わんから!」

松井「地盤あかんから790億かかるわ」

松井「また軟弱地盤見つかったけどここからはMGMが負担するから」

MGM「金かかりすぎるなら撤退するで」

松井「」