バクホンすこ

黒こげぼうくうごう秘密の夢見たね、
青空猫の死骸友達の消えた夏
あくびのせいだよと
いったのに笑われた
うそつきせみの声が
えいえん鳴り止まない

大人はやさしい顔
すべてを奪っていく
きれいで汚すぎた悲しいあの秘密は 誰にも言えないから
君に会いたくて泣いた

こんな儚いのに離れてしまうのか
息をひそめる君の鼓動感じてた
また会えるからと踏切の向こう側
遠く伸びる影まばたきーつせずに