スリランカ、中国にサルの輸出検討 固有種10万匹
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スリランカのアマラウィーラ農相は12日、スリランカ固有種のサルの中国への輸出を検討していると明らかにした。

 最大で10万匹に上る規模を想定中で、自然保護団体は反発している。

 輸出対象となるトクモンキーは公式推計で200万~300万匹の生息が主張されている。ただ、国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」では絶滅の危険も指摘される。

 スリランカは史上最悪の経済危機に見舞われている。アマラウィーラ氏は「中国全土の1000以上の動物園がサルを欲している」と説明。「要請を検討する委員会を設置した」と述べた。スリランカでは、サルは農作物を荒らす害獣と考えられている。