大相撲春場所を右膝負傷で途中休場した関脇・若隆景(28)=荒汐=が、3月の春場所後に前十字靱帯(じんたい)の再建手術を受けたことが13日、分かった。

同手術からの復帰には半年以上かかるとされており、長期休場なら年内にも幕下転落の危機。師匠・荒汐親方(元幕内・蒼国来)はこの日「しっかり治してから出る」と完治を優先する方針を明かした。昨年の春場所で幕内優勝を飾った期待の大関候補は既に退院しており、今後は治療に励む予定だという。