秋季キャンプでゼロから立て直すつもりだったが、佐藤が侍ジャパンの強化試合に招集されたことで、ほとんどその時間がなく「前さばき」のヒントを与えただけに留まったのも誤算だった。
オフの間は、首脳陣は手が出せない。沖縄キャンプ初日に見た佐藤は、グリップを下げ、ステップが広くなり、摺り足ステップに変貌を遂げていた。
佐藤は、岡田監督が指導した打撃理論と“真逆”の理論を持つソフトバンクの柳田悠岐の自主トレに参加していた。
 岡田監督は、ルーキーイヤーの4月から6月のサトテルが見せていたバットにボールが当たれば柵を越える豪打を取り戻すことを理想としていたが、佐藤は、よりコンパクトに確実性を求め、結局、どっちつかずの試行錯誤が続く。

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