>>678
草生える

>その整備方法とは、グラウンドにガソリンをまき、火をつけることで水分を蒸発させようとしたいうもの。初めて採用されたのは1928(昭和3)年の第14回大会準決勝、高松中vs松本商の一戦の前だった。前日まで2日連続の雨で、3日目になってようやく天気が回復。ただ、水はけが現代ほど高水準ではなかった時代。グラウンド状態は悪く、水たまりも散見された。そこで甲子園史上初めて、グラウンドにガソリンがまかれて火がつけられたのだ。
>もっとも、見た目のインパクトとは裏腹に実際の効果はいまひとつ。グラウンド表面の熱気が地下の水分まで吸い上げ、かえってグラウンドコンディションは悪化させてしまった。