「中日9-2巨人」(14日、バンテリンドーム)

巨人は3連敗で単独最下位に転落した。単独最下位は18年6月9日以来、5年ぶりの屈辱となった。

攻撃では坂本をスタメン復帰させて今季初めて3番に据えるなど打線にメスを入れた。ただ焦りもあったのだろうか。中日・先発の小笠原に序盤から大苦戦した。

左腕の球威のある直球、変化球にきりきり舞い。三回まで走者を一人も出せず、四回まで無安打に封じ込められた。

4点ビハインドの六回には1死後にオコエが四球で出塁し丸の二塁内野安打で一、二塁。この場面で3番・坂本が左前にはじき返す今季初の適時打で1点をもぎ取った。

さらに2死一、二塁から中田翔が気迫で中前打を放って2点目を奪った。ただ、打線は4安打に終わり、この夜は投手陣も炎上した。

先発したビーディは5回を投げて8安打4失点と乱調。2-4の七回に3番手で登板した鍵谷が、2死満塁から木下に3点左線適時二塁打を浴びて突き放された。

結局、トータル15安打9失点と崩れ、惨敗を喫した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/95d33954533df2735011b0b5d983e3098083a580